たまにはMADの昔話でも:2000年代、最後

ここまでで、おおよそ前後の歴史を話し終えたので、今回は技術面でのオハナシ

2000年度において、MAD作成のツールというのは事実上PhotoShopとPremiereの1択でした

いや、実際には(とみぃ氏の「Abstruct of Kanon」あたりから?)AfterEffectsの存在も知られていたのですが、正直当時すでにPremiere使いの力量は成熟し初めていて

これに追いついて、なおかつAfterEffectsに手を出そうという人間はとても少なかったのです

(あと、当時の人はPhototShopの使い方が上手かった)

そんなわけで、当時のtopの作家というと全員がPremiere使い、コレに99年代後半から見かけられたFinalEffectsの使用が重なって作風が成熟してきていました

(AK1氏とか、今真似しようと考えると気が遠くなるですよ、イヤほんと)

逆にそれは作風の偏りをあらわす訳で2000年も後半になると「PixelPolly」や「風」。「レンズフレア」等のエフェクト一辺倒で同じような作品が量産されている感じがあり、これをいかに抜け出すかというのが焦点のひとつになっていました


というわけで、当時の技術系の作家ではPremireに一部AEを混ぜて作るのが主流。AEで作成することでの利点も人によっては理解されていたのですが、AEに完全移行する人は特に見かけられませんでした

これがはっきり変わったが華音賞でSATURN氏の出した「f_innocent」。ここでAEを使って本格的に作品を作ったことで予選を1位で通過します

(当時はPixelPolly全盛で、AEのシャターですら新しかったのですよ)

じゃあ、これがササッとAEが主流になる原因になるのかというと、そうでもなくって、ここから続いていったS2H氏などの作家さんがAEを使いこなし始めるまで時間がかかるのですけどね


あとは、この時代の各作家と(多分)コレがこの年の代表作と言えそうな物をピックアップしてみましょう

作者 タイトル
捏音たむ awareness
AK1 Snowflakes
神月 社 Tomorrow Never Knows The Final Chapter Phase-REAL:TRUTH
NATU&AK1&LFY&MIRROR Winter Planet~Going my way~
乃怒亞女 Conclude
パリオ KanosoDanceRevolution
当時のレベルとか傾向なんていうのを理解するには、ここらへんは良い選別だと思います

本当はこれ意外にも紹介したい作品がたくさんたくさんあるのですが、それはまたの機会で。次は2001年代のお話でもさせて頂きましょうか





…気が向いた時に(ぉ


追記:というかね、最後に一つだけ、一つだけ言いたい。木霊さんが懐かしい話し始めてしまうから、ついふっとなって手が動いてしまったではありませんか

「COMIC EDUCATION」とか「mille_nayuki」とか反則

投稿者 baban 2006/03/03 at 11:46

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